イベント案内

高田町うごく七夕まつり

~飛び入りで山車を引かせてもらうこともできます~

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震災で絶えかけた祭りと、復活への想い

陸前高田市の高田町には、「うごく七夕まつり」という700年以上の歴史を持つ伝統行事があります。毎年この地域の新盆である8月7日に、それぞれの地区から華やかに装飾された山車が高田町内を練り歩きます。
震災前は、市内12地区の山車が運行していましたが、2011年の津波でその内9基が流出してしまい、そんな状況の中でも3基で運行し伝統をつなげていきました。なぜなら、このお祭りには「鎮魂」の意味があり、お囃子の音と山車の明かりを頼りに、亡くなられた方々の魂が帰ってくると言われているからです。また、地域住民を少しでも元気付けられたらとの思いもあったようです。
2013年には12地区全ての山車が参加するまでに復活を遂げましたが、その後1地区が解散となり、翌年からは11地区での開催となっております。
このお祭りの見どころは、コンテストのように、各祭組が思い思いに工夫した山車の華やかさを競い合いますので、七夕飾りが出来上がるまで少なくとも1ヶ月以上かかります。また、昼と夜でガラッと装飾を変えることもあって、準備に大忙しです。
その中でも欠かせない装飾が「御簾(みす)」です。まず「あざふ」といって、和紙を色とりどりに染めあげたものを決まった形へ折ります。その後、竹ひごに白い紙テープを巻きつけながら、先ほどの「あざふ」を等間隔で巻きつけていくというものです。これは山車全体を覆うので、その祭組のカラーが出る大事な装飾です。震災前は、各地区の公民館へ夕方から集まり、大人が御簾巻きをし、子供たちが太鼓や笛のお囃子練習をするというのがお決まりの光景でした。
震災後、被害にあった地区は解散となったり、仮設住宅へ住んだりと、住まいがバラバラになってしまったことで、「装飾が間に合わない」「山車の引き手がいない」など人手が足りず、参加が危ぶまれていました。ですが、伝統あるお祭りを絶やしてはいけないと、たくさんのボランティアさんや企業のご支援のおかげで続けてこられたのです。

今年も大きな山車が威勢のいいお囃子とともに「よーい!よいっ!」「よいやさー!」の力強い掛け声で、高田町内を練り歩きます。
飛び入りで山車を引かせてもらうことも出来ますので、ぜひ伝統ある思いの詰まったお祭りにご参加ください。

期日:8月7日
開催地:岩手県陸前高田市高田町

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